« マスクメロンに対する建築家の回答 | トップページ | まんじゅうの断面図を描いた »

2007.09.12

メガネ型かんざし桁工法

東京メトロ千代田線の運転シュミレーションをしてきた。
地下鉄博物館にて。運転手目線のカメラ画像スクリーンが運転に合わせて変化していく、これはとても楽しい。
「空いてるのでどこまででもいいですよー」という言葉に調子に乗って、地上駅の北綾瀬から出発し、代々木上原まで、つい全部。小田急線の接続まで経験しました。

職員さんは、ブレーキの掛け方とか、ATC制御についてとか、丁寧に説明してくれて、そりゃあもう優しい方だったのだけど、私は、あまりにも魅力的な地下空間が目前に広がっている事に心がいっぱいで、経年変化具合は、工法は、勾配は、曲がり具合は、と大変忙しかったので、指導の成果もむなしく、最後までちっともうまくならないまま、緊急停車とかオーバーランとかばかりしてた。

ふだん地下鉄に乗るときは、できたら先頭車両右側特等席で立っているので、丸ノ内線国会議事堂駅あたりの突然開けるシールド具合にはほれぼれしていたのだけど、博物館でいろんな発見があったのでメモ。

  • 丸ノ内線国会議事堂駅付近は、帝都高速度交通営団初のルーフシールド工法であること
  • 日比谷線以外は開削工法とシールド工法の併用で、駅近辺で地上から開削して、シールドマシーンを運び入れて堀り進めるパターンが近年は多い 
  • 開削、シールド以外にも、イコス、潜函、ボルトレスセグメント、凍結工法とかがある
  • もちろんシールドにもいっぱい工法がある 単線圧気式、複線圧気式、単線泥水式、複線泥水式、メガネ型駅ルーフ、着脱式泥水三連型駅、抱き込み式親子泥水式、複線大断面偏心多軸泥土式等
  • 駅自体がシールド工法で特徴的なところは、有楽町線/半蔵門線永田町駅、南北線白金台駅、千代田線新御茶ノ水駅、半蔵門線三越前駅
  • 南北線永田町駅の工法が、メガネ型かんざし桁工法であることがとても気になる かんざし桁?

メガネ型とか抱き込み式とか偏心多軸とかすごい名前。博物館にあった機械や断面形状を見るとなんとなく納得。
凍結工法も昔調べたことがあるけど、確か地盤自体を凍らせるっていうコロンブスの卵的考え方だったと思う、やっぱり土木って面白い。

いろいろ並べたけど実際こむづかしい工法名はともかく、開削=□ シールド=○ っていう形を地下鉄にいながら意識することができたら楽しいんじゃないかなー、と思います。

ほんとは工法じゃなくて、深さを調べる為に行ったんだった、話がそれたのでまたこれは後日。

|

« マスクメロンに対する建築家の回答 | トップページ | まんじゅうの断面図を描いた »

コメント

先日首都高速の中の人にお話しうかがったら、シールド工法で□があるそうです。かんたんに言うとちっちゃいシールドマシンが並んで□に掘るとか!機会作るので詳しいはなしを聞きに行きましょうよ。

投稿: 大山 | 2007.09.13 03:43

シールドで□!すごい!混乱する!頭の中ではところてん突き器が浮かんでます。
中の人の情報はフレッシュですね、お話伺いたいです、中の人会を開催してください。
その時は地下鉄の中の人もいるといいなー

投稿: kimi | 2007.09.14 01:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/174384/7908487

この記事へのトラックバック一覧です: メガネ型かんざし桁工法:

« マスクメロンに対する建築家の回答 | トップページ | まんじゅうの断面図を描いた »