新橋のからっぽ地下
去年の夏に新橋のマッカーサー道路(環状2号線)に興味を持ってから、何度か新橋の予定地区を歩いているのだけど、この半年でずいぶんと建物も壊され、お気に入りの壁なんて7割も無くなってしまった。
代わりに壊れた建物の裏から別のステキ壁が出現していたりする小さいラッキーはあるけど、多くは歩くたびにしょんぼりした気持ちになる。
今日は、偶然遺跡発掘の現場に出会った。
この左隅の壁を掘っていたら、なんとか石(聞いたのに忘れた)ってのが出たらしい。
みんなが困惑しているのが伝わってくる。気まずい。
工事監督(緑帽)が気さくな方でいろいろと話をしてくださったのだけど、面白かったのが水路の話。
上の写真の奥に見えてる穴は、暗渠の跡。
昭和40年代に作られて、その後いつなのかは不明だけど暗渠として使われなくなる時に、この近辺10mほどだけ穴を残したまま埋めたのだそう。
そこで今回は穴を埋めるべく壁を掘っていたら、遺跡が出ちゃった。ってことらしい。
暗渠を暗渠として使わない場合にも埋めない場合があるってこと、そのからっぽ地下空間っぷりにちょっとびっくりした。
別の場所からもいろいろと出ている様子。
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コメント
志築藩。。。
語感の印象とわずか3年という期間が物悲しさを誘いますね。
投稿: ともッチ | 2008.03.06 08:07
ともッチさん>
お久しぶりです!
すごいところに目をつけましたねー。
落ち武者になったのですかね、本堂さん。
投稿: kimi | 2008.03.07 00:04