水門ツアー
土曜日に、水門ツアーを開催しました。
ツアーガイドは佐藤さん、計25名の方に参加して頂けました。
参加された皆様、ありがとうございました。
ツアーはとても興味深くて新鮮で、目から鱗な一日でした。
詳しくは佐藤さん、石川さんのエントリで。
あと、たなべさん、zaikabouさんのエントリも。
そして、気になった↑小屋について。
水門にはたいてい上にローラーゲートを巻き上げる為の機械室や調整室(勝手に小屋と呼んでいる)があるのだけど、見学したうちの一つ、浜前水門には小屋がなかった。
近年は遠隔操作で水門を上げたり下げたりすることができるようになったこともあり、これからできる水門には小屋がなくなる可能性も高いのだそうです。
だけど私は、あの小屋の存在が好き。
これは意見が分かれるところだけど、私がなぜ小屋があって欲しい派なのかというと、あのスケールを混乱させてしまう要素にくらくらする為だ。
小屋感いっぱいなのに、遠近感マジックなだけで本当は小屋サイズではないこと、かっこよすぎる土木構造物に申し訳なさそうに、でもやっぱり上手に鎮座していること、非日常に日常が紛れ込んだようなこのミスマッチ感。
こういう小屋は水門だけでなく、セメント工場の上なんかにもよくあって、そこだけとってつけたように住宅めいた部材だったり、カラーリングだったり、タテツケが悪そうだったりするたびに、唐突な違和感が私の心をくすぐって止まない。
あ、これは思いっきり外からの意見なので、なかの人が構造スケルトン派な理由も分かります、すみません。
佐藤さんに伺ったら、小屋がないと門扉が上までずるっと抜けちゃいそうだよね、というとても独特でびっくりなお返事を頂いた、すごい想像力、さすが第一人者です。
このA.P+4.9mも、潮位ものさしもかっこいい。4だけ大きいところとか。
これはArakawa Peil =荒川水系に使用されている潮位の略で、このゲート(新小名木川水門)の下端が4.9mだと示す標識だそうです。
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コメント
僕も好きです。
水門の上の小屋には、水門番の人が住んでいるのだと、今でも信じています。
ちなみに、セメント工場の上の方の小屋には、ペナンガランが住んでいます。
投稿: | 2008.03.11 02:34
はい、私も信じています。
でも、セメント工場の上の小屋は、住みたい物件があるので、ペナンガランが住んでたら困ります。
投稿: kimi | 2008.03.12 12:00