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2008.12.27

おせち熱

この時期になるとデパートやスーパーで売られているおせち用品に目がいってしょうがない。
おせちにはひとかたならぬ思いがあるのだけど、わたしにとっておせちの魅力はなんといっても「現代とミスマッチした理不尽さ」です。
あの三段重を埋めるためにはそれはもう丸三日はゆうにかかるのです。
昔はその間に餅をついたりとか書生さんを休暇に出したりとか薪割りをしたりとか大掃除とかぬか床かき回したりとか兼ねていたからこそのメリハリというか正月のゆとり感だったのに、そこらへんすっぽりと抜けたまま、じゃーんと残った食文化のしぶとさ。
最近では、やっぱり味だよね、インパクトだよね、と変速回転し始めて「洋風」「中華風」「西麻布の隠れ家フレンチレストランシェフ手作りの」とかもう本末転倒。
かといって伝統的な味って言ったってそれはもうたぶん筋が違ってる。
昔よく作っていた頃は、代々家に伝わる味なの?とか質問されたりしたのだけど、家ではすっかり途絶えてました。たしか私の最初のレシピは「NHKきょうの料理 おせち決定版」と「美味しんぼ」から。

ただ、そう、純粋に「つくる」ことの楽しさが極まってるのがおせち。
無駄に時間がかかる。品数も異様に多いし、黒豆を徐々に濃度の高い砂糖水につけていくとか、栗きんとんの練り上げとか、何度も繰り返すあの執拗な制作工程には目眩がするほど。
そうしてできあがったものの儚さがまた良い。
花形なのはほんの一瞬、元日から食卓に登場する度に、だんだんと嫌がられて見向きもされなくなる。実際おせちのなかで好きな食べ物がある人も少ないと思う。私も好きな食べ物が思いつかない。
この全体的な不条理さがまたおせち熱を底上げする。全てをやり終えた時の虚無感がまた来年へと私を奮い立たせる。

おせち熱が再び高まりつつあるのだけど今年は仕事の忙しさゆえがまん、来年末にはおせちサークルでもやりたい気持ち、岩石卵づくりとか楽しいよ!

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2008.12.18

展示+ワークショップ報告

CET08、先週末14日で終了しました。
展示を見に来て頂いた方々、どうもありがとうございました!

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そして期間中13日の壁ワークショップでは、19名でぞろぞろと浅草橋から神田近辺まで約2km、壁のみ(当日の壁の定義は「地球に垂直な面」としました)を撮りながら歩きました。
当日までは、壁なんて、そんな、ワークショップとして成立するのだろうか、、と思ってたのですが、いざ始まってみれば、終了予定時刻を40分もオーバーして、集中して撮りまくって頂けました。皆さんが街に没入していく姿を目の当たりにできました、よかった。
そして鑑賞会では馬場さんを交えて、写真を人ごとに並べてコメントを頂きました、予想を遙かに超えた意見を頂き面白かった! 参加者の皆さん、大変ありがとうございました。    

↓時系列にずらっと並べた画像(部分)

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↓人を横軸、時間を縦軸にして並べた画像(部分)

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ワークショップ後に改めてゆっくり眺めているのですが、どこで誰がどのくらい盛り上がっていたのかとか、参加者の方それぞれの目線の特徴とか、いろいろと興味深いです。
こうやって一目瞭然に飛び込んでくる色や図の力ってすごい。このプログラム制作や展示の企画・映像制作等、力強く協力してくださった元永さんと中西さんに深く感謝です。

 

 

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2008.12.03

12/5-12/14 CET08展示のおしらせ

ほうぼうから「CETの展示見に行くよー」との連絡を頂くたびにお伝えしているのですが、12/5-12/14全日ともに開催時間が18:00-22:00、と夜型イベントなのでご注意ください!寒い時期に寒い時間、加えて寒いビルですすみません、あったかくしてお越しください。

CETのHPに詳細が出ました。
展示場所は下の地図 05:豊島ビルの4Fー屋上です。
今回、私は写真を並べて展示しません。当日設営の実験展示、蓋を開けてみるまで自分でも分からないので、お楽しみに、なんて今はまったく言えない状況です−

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地図を見ると会場範囲が結構広く、時間によっては何もやってなかったりすることも要注意なのですが、単発イベントじゃなくて展示が多めなのは、06泰岳ビル、10:大原第五ビルとか。
個人的に行ってみたいのは17:Co-Netの速水健朗さんや鈴木謙介さんのトークイベント。速水さんのテーマは「郊外、東京、バイオレンス」、鈴木さんのテーマは「幻想としての東京」です、面白そう。

あ、あと、12月13日ワークショップ後の鑑賞会(15:00−16:00)の場所は13:UNG(=Untitled)です。なんだかややこしいですが、展示会場とは別なのでまたご注意を!

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