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2010.03.28

「隅田川のエジソン」鈴木さん

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たばこで一服中の鈴木さん。

鈴木さんとは、坂口恭平さん著の「TOYKO 0円ハウス0円生活」に登場し、「隅田川のエジソン」では主人公のモデルになった方。

3/22にボートピープルアソシエイション東京アートポイント計画の共催によるイベント「LOB TOKYO 100322BO菜」のなかのプログラムとして、「災害時に役に立つ0円ハウスのつくり方」ワークショップが開催され、坂口さんと鈴木さんに夢の島に来て頂きました。
私は撮影担当で、ちゃんと記録をしなければいけない立場だったのですが、つい見惚れて鈴木さんの接写ばかりしてしまった。
だって肌つやがほんとうに好みで好みで。

なのでここからは、あえなく記録に漏れた鈴木さんプロマイドがしばらく続きます。

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滋味あふれんばかり、笑顔の鈴木さん。

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すこし遠くをみつめる、つぶらな瞳の鈴木さん。

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古釘を金槌でささっとまっすぐになおす、鈴木さんのぶしぶしした指。

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拾い集めた廃材をにぎる、鈴木さんの分厚くて赤みのさした手。

好みが渋いとは我ながら思うのですが、どうにも好きでしかたない。
やっぱり年齢をちゃんと重ねた皮膚はほんとうに美しいのです。
しかも鈴木さんは「血色のよいほっぺ」と「ニット帽」の私の二大好みポイントのツボをきっちりおさえていて、たたずまいからしてもう!
また飾り気のない性格で、お話されることがなんでも実があり興味ふかすぎるのです。

詳しくは前述の「TOKYO 0円ハウス0円生活」と「隅田川のエジソン」にたっぷり掲載されています。まさにエジソンです、そして鈴木さんの肌つやはこの0円ハウス生活だからこそ作られたのだと納得。
坂口さんもまた飾らない性格で鈴木さんとそりゃあ気が合うのだろうなという素敵な方、そんな雰囲気が文章にふんだんに表れています。とても面白い本ですのでよかったらぜひ。

ワークショップの開催されたまだ寒い冬の昼、ブルーシートと段ボールで覆われたこのハウスは、思っていたよりはるかにあたたかく(推定15℃)、ふだん私たちが住んでいる家の複雑さとか手に負えなさとか、改めて考えさせられることばかりでした。

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ワークショップで作った0円ハウスに座る鈴木さんと坂口さん。
二人の間をただよう空気がじつになんともここちよかった。

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2010.03.23

雑司ヶ谷「ひぐらし文庫」

雑司ヶ谷にある「ひぐらし文庫
店主の原田さんは長年書店に勤められた本のエキスパート。
その後出版社勤務を経て、積年の想いがつまった小さなかわいらしい本屋を今年1月にオープンされました。
原田さんの本への想いは随所に現れています。たとえば古書買取について。

ひとつ、以前から古書の売り方で考えていたことがあります。
それは自分も感じていたことだったので、きっとわたしと同じ気持ちの人っているんじゃないかと思っていたことです。
ずっとずっと持っているのだけど、どうも今の暮らしには必要ない。
でも売るわけにはいかない思い出の本。
誰かに楽しんでもらえたり、読んでもらったほうがきっと自分の本だって幸せに違いないのに。
ただ、それを売るというのはどうにも忍びない。
ただ単に売るということは、ためらわれる。
なので、売るという行為そのものに、変化をくわえてみませんか?
ひぐらし文庫ブログ「2/22 本は誰のものなのか?」より抜粋

一冊の本を大切にリレーしていく仕組みを作ろうとされています、まさに共感。

その原田さんに「壁の本」が「ムダにすごい本」であるとのうれしい評価をいただき、お店の目立つところに、しかもスカベーフやおまけのポストカードと一緒に置いていただいています。

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雑司ヶ谷は散歩するほどに面白く、地形も複雑で素敵。
ちなみに以前取材した「東京R不動産2」掲載の「キアズマ珈琲」もこの近く、ここもたたずまいからして素敵なのです。

近年、早稲田・目白・雑司ヶ谷の三角地帯の本屋(または本に関する仕事をする人がいる)エリアを「わめぞ」と名付けたそう。
「わめぞ」かわいい。つぶやきたくなる。
区の境目ではなく、エリアを違う角度から再カテゴライズしてマッピングすると、見える風景がまた変わってくる。
ご興味のある方、もしよかったら散策がてら雑司ヶ谷にどうぞ。
4/4には銭湯での古本市(営業時間前まで!面白そう!)↓も開催するそうです。

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2010.03.10

「東京R不動産2」本日発売です

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「東京R不動産2」が太田出版より本日発売です。Rサイトへ

収録物件は27(+ミニ紹介47)、主な内容は

築45年の全室改装OKアパート、フル稼働中!/古い木造家屋を一軒家オフィスに/築80年のレトロ物件。時間という物件価値/戦前の日本家屋を直して住む贅沢/この風景だけは他では買えない「緑の海に浮かぶ」マンション/超都心で2000万円台のビルを買う/スケルトンを買って空間を自由自在/倉庫をオフィスとして使う/ギャラリーやショップが東京の東側で「実験」を始めた/房総の二拠点居住で脱・東京/R不動産、拡大中! ...etc ここ数年で各地にできた地方R不動産(金沢・福岡・房総・稲村ヶ崎・山形)のあらたな動きも紹介しています。

いつもR不動産がすごいなと思うのは、理論だけじゃなくて本人たちがみずから実践していること、熱くなっちゃっていること。だから伝わり方がダイレクトで、そして受け取り手の共感が膨張し、さらに広がっていく。
たとえばそれが、予想だにしないとんでもなく素敵な住みこなし方をしているお客さんであったり、地方R不動産を興していく発起人であったり……
2006年に出版された前回と比べても、受け取り手の皆さんからの愛のあるクレバーなフィードバックがこの「2」により詰まっています。
今回、私は昨年夏に企画が始まった段階から編集協力としてお手伝いをしたのですが、取材しながら「R不動産、愛されているなぁ」と感じること多々でした。

そして同日に、
Bunko04

2006年出版の「東京R不動産」がアスペクトより文庫になっています。
一瞬目をうたがう微妙な小ささです。
内容はそのまま、文庫用にリ・レイアウトされていてなんだかかわいらしく。
値段もコンパクトになっていますので、よかったらこの機会にどうぞ。

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