『建築としてのブックガイド』
『建築としてのブックガイド』が明月堂書店より今年2月に発売されました。
「コンセプチュアル・ブックガイドシリーズ01」と銘打ったこの本は、建築と題名に付くものの、建築が専門でない人ばかり25組が書いた書評エッセイ集。つまり、イメージとしての建築であり、人によってはかなりの意訳も含みます(それが面白い部分でもあります)。
ブックガイドをひとつの建築物に見立て、【玄関】【リビング】【浴室】【ベランダ】など全27のパートに分けてあるのですが、私は今回、そのなかの【外壁】を担当しました。
お話をいただいた時は、オハコすぎて何から手を付けたものやらと思いましたが、悩んだすえに、
「外のふくらみ」つげ義春、「デュビュッフェ」針生一郎ほか、「おじいちゃんの封筒」藤井咲子、「猫町」萩原朔太郎、「informal」セシル・バルモンド
の計5冊の書評を書きました。
本屋でみかけた際などはよかったら覗いてみてください。カバーのつくりがちょっと面白いことになってますのでご留意を。
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