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2013.09.28

エブリタイム今生の別れ

「もしも目覚めたときに、全く見たことがない景色&知らない人に囲まれていたら」

そりゃ驚いて現実をうたがう。必死に寝て、慣れ親しんだ世界に戻ろうとするだろう。けれども再び目覚めても見たことがない景色に知らない人!また寝て目覚めても見たことがない景色に知らない人!!さらにまた寝て目覚めても見たとがない景色に知らない人!!!
もうそんなに眠れやしない。これは恐怖に打ち震えながら泣き続けるしかないのか……。

こんな映画の出だしがありそうだけど、それが9カ月になる娘の一時保育の体験(談)。なんとかわいそうな。3カ月頃から仕事の都合でちょこちょこ一時保育に預けているけれど、8カ月頃から預けた際によく泣くようになった。それは「分離不安」というもので、

※「分離不安」とは、
乳児が親に情緒的に執着するようになったときに起こる。物の永続性の感覚がないため(不完全な記憶および時間の感覚の欠如)、小児は親が離れると二度と戻らないとの恐れを抱くのである。小児の記憶の感覚が発達し、親が去っても親のイメージを記憶し、前には親が戻ってきたと思い出すようになると分離不安は治まる。

まるで今生の別れかのように涙&鼻水を垂らしながら激しく泣き続ける訳です。ひところは姿が見えなくなるだけ、ちょこっとトイレに行くだけでももうギャン泣き。そして私が戻ると必死にすがりついてきてぴたっと泣き止むのだから、これまでの人生でこんなに人に好かれたのは初めてで「え、こんな私でいいの?」と狼狽える日々。こうして親の自覚も親ばか的情愛もじわじわと醸成されていくのだなあ。

この分離不安が起こる前までは、自分と親の境目がない状態だったらしく、それもそれで想像するだに不思議な世界。私がスーパー銭湯に行こうと飲み会に行こうと、彼女はのんきに家で一体感を覚えていたということ。その頃はなんだか「動じない子」だな、と勘違いしていたのですが、気付いてなかっただけだった!今は発達段階に順当に、すっかり繊細な分離不安児へと移行しています。

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