2016.04.25

KANAZAWA TRIAL STAY MAP

Kanazawa

「KANAZAWA TRIAL STAY MAP -試し住みのための地図-」
 
リアルな金沢の情報がコンパクトにぎゅっと詰まった地図ができました。
目的はその名の通り「試し住み」。金沢R不動産のメンバーが住みながらに集めた、まさに”イキの良い”金沢の情報を紹介した、30cm×75cmからなる蛇腹折りの1枚もの地図です。
 
もちろん金沢に旅行に行きたいな、と思っている人にもオススメです。宿泊施設やセレクトショップ、工芸店、美味しい飲食店から、子連れに便利な情報までも掲載。そしてこの地図を持って街を歩いているうちに思わず住みたくなってしまったら……、まんまと術中にハマってしまうという仕組みなわけです。
 
前にご紹介した「EAST TOKYO MAP」のシリーズ第3段で、編集も同じくアンテナの安田洋平さん 、そしてデザインは橋詰宗さんです。今回、私はベース地図制作を担当しています。
中身を見たい方はこちらで一部見ることができます。
 
そして地図が欲しい方、置いてある店舗はこちら。東京でも手に入ります。
またこちらに問い合わせれば、なんとフリーで3部まで郵送してもらえるそうです。旅のお供に、そして移住のお供にぜひ!
 
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2016.04.18

東京人5月号「東京凹凸散歩」

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雑誌「東京人」5月号特集「東京凹凸散歩」発売中です!
竹内正弘さんによる寄稿「山とお屋敷」ページにて、凹凸地図を制作しました。
今回の特集は東京のみならず、埼玉、千葉、神奈川と、関東近郊まで足を伸ばしています。また地理学に興味を持ったらまず手にする書籍、「東京の自然史」についてもまとめられています。
興味のある方、ぜひご覧になってみてください。表紙の絵は皆川典久さんによるタッチの美しいスリバチ断面絵図です。

続きを読む "東京人5月号「東京凹凸散歩」"

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2015.07.02

『暗渠マニアック!』

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書籍『暗渠マニアック!』が、柏書房より6月25日に発売となりました。著者は吉村生さん高山英男さん。著者二人の異なる目線で、暗渠が様々な角度から語られ&解説されています。

私は今回、地図制作を担当しました。
デザインは加藤賢策さん&内田あみかさん(ラボラトリーズ)。

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表紙はクロコという凹凸のある紙でマンホール蓋をイメージ、その下に水(水色の紙)が流れているという見立て!

マニアックとは題していますが、「暗渠って何?」という初めての方にも、とても分かりやすい内容。同じ趣味嗜好とはいえ、好みのツボは各々異なるものであること&それで良いのだということを、二人の書き手の思いがクロスすることによって思い起こさせてくれます。

興味のある方、よかったら本屋さんで覗いてみてください。

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2014.12.08

東京人『東京駅とまちの100年』

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「東京人」2015年1月号『東京駅とまちの100年』が、12月3日に発売されました。東京駅は今年で開業100周年。開業当時の貴重な写真から将来の展望まで、東京駅にまつわるあれこれが総特集されています。
 
そのなかで今回、私は「巨大地下ネットワークの路上観察」と題して、東京駅の地下空間について書きました。東京駅から広がる地下通路を四方八方へと歩き巡り、地下で見つけた偏愛対象について至極勝手に綴っております。
 
また、昭和女子大学の田村圭介先生のインタビューも担当しました。記事内容は、田村先生と田村研究室の皆さんが出展する、東京ステーションギャラリーの「東京駅100年の記憶」展について。
お話を伺っているだけでもうわくわくしているのですが、なんと今回の展示では、東京駅の1/200模型を天井から吊すとのこと! 巨大な交通網を可視化するべく、地下通路やコンコースも人が歩く場所はすべて模型にする予定。つまり観覧者の私たちは大深度地下から、200倍の巨人になって東京駅を見上げることになるのです。これは必見です。
展示は今月13日から来年の3月1日まで。もし興味のある方、ぜひ雑誌を読んで、展示を見に行ってみて下さい。

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2014.04.30

『葛飾観光ガイドマップ』

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2014年3月に葛飾区が発行する「葛飾観光ガイドマップ」が大幅にリニューアルされ刊行されました。A4版32ページ、フルカラーで葛飾の見どころが紹介されています。
 
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ページをめくるとこんな感じです。
 
各10エリア「小菅」「堀切」「金町・新宿・亀有」「お花茶屋・青戸」「立石・四つ木」「新小岩」「水元」「東金町」「柴又・鎌倉」「高砂・奥戸」、それぞれ地図と写真入りテキストで詳しく紹介されています。葛飾といえば「寅さん」となりがちだけど、そう、寅さんも素敵なのだけど、他にもざっくざっく面白いところがあるのですよ!
 
なかでもおすすめページはP4〜7とP28〜31。
P4〜7では、葛飾の古い道や川などの歴史、工場などの産業に触れ、街の魅力をダイジェストでまとめています。P28〜31では、葛飾の新しい注目スポットを紹介。ここから葛飾の全体像が見えてきます。
 
表紙の絵は「おじさん図鑑」のなかむらるみさん。デザイナーはtinyのきだみどりさん。編集&地図制作はまちひとこと計画総合室の田邉寛子さん、浦島茂世さん、そして私の3名で担当しました。
 
現在、東京ソラマチのツーリストサービスセンターや東京駅にあるTIC東京、葛飾柴又記念館などで配布しています。タダです!このボリューム感はなんだかお得な気分になります!ぜひこのガイドマップを片手に葛飾に遊びに行ってみて下さい。

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2013.11.30

『四色問題』

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『四色問題』ロビン・ウィルソン著、茂木健一郎訳、が新潮社より文庫化され、11月28日に発売されました。

今回、この本の表紙カバーに、以前記事で書いた時に作った「地図グミ」の画像が使われています。
新潮社の担当デザイナーさんが「四色問題」で検索したところ、私の拙記事が出てきて、「おや?これは面白そう」と思っていただいたらしく、ご連絡があったという経緯です。
いやー、昨夏に思い余って作ったグミがこのような立派な本の表紙になるなんて、地図好きには身に余る光栄です、というよりか恐れ多いです。

表紙に書かれた英文は「四色問題」の発端となった数学者ド・モルガンの手紙。1852年に書かれたこんな高尚なテキストが、時空を超えて、現在の東京17区をかたどった地図グミとコラボレート、と相成ってしまいました。

本屋さんで見かけた方はよかったら手に取ってご覧になってみてください。

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2013.10.01

『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩2』

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『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩2』が9月に刊行されました。
昨年2月に発売された前作に人気が出て、増刷を重ね、今夏には5刷に!そこで早々に続編が発売される運びとなったのです。

今回収録されているエリアは、
【東京】新宿、池袋、高輪・白金、番町・麹町、等々力、王子、落合、中目黒、洗足池、戸越・大井、馬込・山王、練馬・板橋、成城、谷中・根津・千駄木、根岸・鴬谷・浅草
【横浜】下末吉、横浜
そのほか、遠征フィールドワークから、新潟、仙台のスリバチ紹介ページも。
前回よりボリュームがぐっと増しています。

著者の皆川典久さんは、これまでのフィールドワークで溜めてきた膨大なネタを1作のみでは収録することができず、前回の15エリアを絞るのにも四苦八苦だったくらいなので、発売直後から続編の構想が頭の中にできあがっていたようです。なので続編のゴーサインが出てから発売まで、短期間ながらもぐぐっと密度の濃い内容となりました。
引き続きデザイナーは内川たくやさん。私も3Dマップを担当させていただきました。

今回の表紙は馬込・山王。細やかな隆起が花開いているようで、個人的にはとても好きな地形です。この形のゼリーが作りたいくらい。
本屋さんで平積みになっていることも多いので、興味がある方はお手に取ってご覧になってみてください。

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2012.12.01

『団地に住もう!』東京R不動産

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東京R不動産の3冊目の著書となる「団地に住もう!」が、11月26日に日経BP社より発売されました。
  
「団地に住む」という選択肢が、実はとても身近にあり、且つそれが魅力的であることを伝えてくれる本。写真も満載で(表紙からしてもオカッパの女の子がなんともかわいらしい)、実際に団地に住んでいる人たちのエピソードや、面白い使われ方もたくさん紹介されています。
 
今回、私はライターとして実際に団地に住む方々の取材のいくつかを担当しました。訪れたお宅のみなさんは団地の「こんなとこが好き!」というのを各々いっぱい持っていて、けれども冷静な目線もちゃんと忘れずに主体的に団地を選択して楽しく住みこなしている人ばかり。
  
書籍のなかでは築年数が経った団地を多く取り上げているのですが、訪れる団地はみな戸棟間隔が広く緑がモサモサしていてのんびりした空気感が漂って……、その環境の良さは驚くほどでした。
例えばこちら↓のお宅は、モサモサ緑に加えて眺望も抜群で(左頁右下の冬の景色なんてもう!)、山登りトレッキングコースが徒歩圏内にあったりなど、入居者の吉田さんから繰り広げられる団地エピソードに取材陣全員が羨望のまなざしに。
 
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東京R不動産では団地専用サイト「団地R不動産」もあり、こちらでは現在進行形でたくさんの団地を紹介しています。興味のある方はこちらもご覧になってみては。

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2012.11.17

嗜好全開の「地球のココロ」記事

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ニフティ「地球のココロ」サイトにて、2012年4月よりライターとして月1本記事を担当していました。
これまでの記事がこちら↓

第1回 全国から左官職人が集結!「大江戸左官祭り」レポート

第2回 左官職人に学ぶ、土壁塗り体験

第3回 神保町で“むきだし” の東京に出会う

第4回 1000万年ぶんの地層を“味わう”

第5回 食べられる地図で“四色定理”を実践! ー夏の自由研究ー

第6回 iPhoneアプリで横濱の時を遡る体験 -横濱時層地図ー

サイト全体の趣旨からややずれた企画ばかり提出し、編集さんにはご迷惑をおかけしつつも、自分が興味のある「地図」や「壁」のことばかり記事を書いておりました。途中なぜか「食べられる」ということに興味がひどく偏り、生活にはおよそ役に立たないことばかり実践していましたが、まだ温めているレシピもいくつか。
産休に入るためしばらくお休みしますが、個人的にはトライし続けていきたい所存です。

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2012.10.21

つわものをインタビュー「稲村ヶ崎R事情」

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2011年4月から1年間、WEBサイト「稲村ヶ崎R不動産」の入居者インタビュー、「稲村ヶ崎R事情」のライター&カメラマンを担当していました。
その間の記事がこちら↓

第1回「湘南ジオラマ、原寸サイズ」

第2回「鎌倉発、大人が本気でつくった秘密基地」

第3回「葉山に出現!? オフィスの庭にピザ窯をつくった男」

第4回「陽の光とともに暮らすアトリエ」(この回は撮影のみ担当)

第5回「気持ちも家もシンプルに、作家の湘南リラックス生活」

第6回「360度パノラマビュー、自然のリズムに還る家」

第7回「いきものに学ぶ、ものづくり夫婦の暮らしの作法」

この1年、「いざ鎌倉」と楽しみに取材に通っていたのですが、インタビューを受けてくださった入居者の方々はつわものばかりで、住みこなし方や暮らしに対する考え方は感心することばかりでした。人生のたくさんの時間をそこで過ごすから、ということだけでなく、家という存在自体がそこに暮らす家族に与える影響は大きなものだなぁと、取材をしながらも改めて。主体的且つ潔くエリアや物件を選択した方々の暮らしぶりから、受け取るものはとても大きかったです。

引越しを考えている人もそうでない人も、よかったらサイトを覗いてみてください。

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